
「これからshopifyの立ち上げを検討しているが、他のショップも気になっている」
shopifyをはじめ、様々なECサイト立ち上げサービスがあるので、上記のようにどのサービスを利用するか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、shopify、STORES、BASEといった3つのサービスの特徴と使用料金を比較解説します。
大きく展開するのに向いているサービスから手軽にできるサービスまで、色々な違いがあるので、その中から自分に合ったサービスを見つけるための参考にしてみてください。
Shopifyと他社ショップとの料金比較
Shopifyと同じECサイト制作サービスである、STORESとBASEの各種料金を比較しました。
Shopify | STORES | BASE | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | ベーシック:29ドル スタンダード:79ドル プレミアム:299ドル | フリー:無料 スタンダード:1,980円 | 無料 |
決済手数料 | ベーシック:3.4~4.15% スタンダード:3.3~4.1% プレミアム:3.25~4.05% | フリー:5% スタンダード:3.6% | 3.6%+40円 |
取引手数料 | Shopify payment利用で無料 ベーシック:2% スタンダード:1% プレミアム:0.5% | 無料 | 3% |
そもそもShopifyとは?
shopifyとは、カナダ発祥のECサイトを作るサービスのことです。
2017年頃から日本でも普及されており、ECプラットフォームの中では世界で1番使用されています。

175ヶ国で使用されているshopifyの特徴や料金目安について説明します。
Shopifyの特徴
shopifyは下記のような特徴があります。
- 決済手段が豊富
- ストア分析に優れている
- 海外向け販売に強い
shipifyペイメントという決済サービスを使用するとことで、Amazon PayやApple payでの決済が可能になります。
shopifyにgoogleアナリティクスを導入することで、訪問者の数や売上を把握できます。
また、世界各国で使用されているサービスということもあり、海外向けの販売に強いというのもshopifyならではの魅力です。
Shopifyの料金目安
shopifyを使用する際に必要になる料金は下記になります。
ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 29ドル | 79ドル | 299ドル |
【日本】レジットカード手数料 | 3.4% | 3.3% | 3.25% |
【海外・AMEX】クレジットカード手数料 | 3.9% | 3.85% | 3.8% |
JCBのクレジットカード手数料 | 4.15% | 4.1% | 4.05% |
取引手数料 ※Shopify Paymentを利用すれば無料 | 2.0% | 1.0% | 0.5% |
どのプランでも初期費用は無料で、プランごとに月額料金とクレジットカード手数料のレートが違います。
プランは1ヶ月から契約できます。
プランのグレード変更は容易にできるので、まずはベーシックプランから初めて、事業の伸び具合を見てプランを上げると良いでしょう。
STORES.jpとは?

Stores.jpより引用 トップページスクリーンショット
STORES.jpを使用すると、専門知識がなくても手軽に無料でECサイトが作れます。
以前は作成するのが大変だったECサイトを容易に作れるため、Lineやロート製薬など業種問わず大手企業でも使用されています。
STORES.jpの特徴
STORESとZOZOTOWNの共同事業であるZOZOMARKETへ商品を出品できます。また、ZOZOMARKETで人気になれば、ZOZOTOWNへ出品できるので魅力的です。
オンラインセミナーも定期的に行われているので、初めてのECサイトを作って運営する方でも安心して運営できます。
STORES.jpの料金目安
フリープラン | スタンダードプラン | |
月額料金 | 無料 | 1,980円(初月無料) |
決済手数料 | 5% | 3,6% |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
フリープランでもECサイトを運営するために必要な機能が備わっていますが、有料プランにすると、下記のような機能が使用できるようになります。
- 独自ドメインの取得
- アクセス解析機能
- STORESのロゴを非表示にできる
- 代引き支払い可能
- Amazon Payが使用できる
有料プランにすることで、ユーザーの支払いの幅やECサイトの独自性を高められます。
BASEとは?
CMでもお馴染みのBASEは、無料でネットショップを作成できるサービスで、130万件のネットショップがBASEによって作られています。

thebase.inより引用 トップページスクリーンショット
個人で気軽に始めるのに向いているBASEの特徴や料金について解説します。
BASEの特徴
BASE最大の特徴は、メールアドレスさえあれば数分でネットショップを開設できる手軽さです。
はてなブログのような、無料ブログのネットショップバーションと考えると分かりやすいでしょう。
また、700万人が利用しているBASEのショッピングサイトに、自動的に商品が表示されるので、ECサイトの課題である集客のサポートがあることも魅力です。
BASEの料金目安
BASEの利用で発生する料金は、BASEかんたん決済手数料とサービス利用料の2種類のみです。
双方とも注文された商品ごとの費用なので、ショップ自体は無料で運営できます。
月額費用 | 無料 |
BASE簡単決済手数料 | 3.6%+40円 |
サービス利用料 | 3% |
ネットショップで大きく展開するならShopifyがおすすめ
Shopifyは国外への販売にも強く、ページごとにSEO対策ができるなど、検索エンジンからの集客にも優れているので、ネットショップを大きく育てるのに最適です。
自分の製品をネット上で売るためには、ネットショップを作るだけではなく、認知してもうらうために集客する必要があります。
集客でショップに来た方に買えるように、決算手段や配送方法を充実させることも大切で、shopifyはこれら全てに対応できます。
まとめ
いかがでしたか?
今回はshopifyと他ショップの違いについて解説しました。
本記事を振り返ると、ショップを大きく展開するならShopify、ZOZOTOWNと提携しておりファッション関連のショップ立ち上げに向いているSTORES、ショップの維持費が無料で手軽に始めたいならBASEといった特徴があります。
また、どのような商品であれ、ショップの売上や規模を大きくしたいと考えているのであれば、Shopifyをおすすめします。
ぜひ参考にしてみてください。